いよいよ今日から…ワクワク♪
「桐生ファッションウィーク2015」が今日から始まりますよー!
先日の↓
今年の「桐生ファッションウィーク2015」はワクワク過ぎる~! - 日本舞踊師範&留学アドバイザー『ゆうこ』の和文化情報@群馬・桐生
にも詳細を載せましたので
ぜひ気になるイベントや展示、物販に来てみてくださいね~♪
この1週間、私も着物を着まくります(^^)
楽しみ!
すそ野は長し、赤城山。
遠方から帰ってくる道中で見えてくると
「帰ってきたなぁ」とほっとできる山。
群馬三山のひとつ、赤城山。
三山のなかで桐生から一番近く、その姿を見ると安心すら感じたりします。
母は「桐生から見える赤城山が一番好き」と言います。
それぞれの見え方がとってもきれいだと思います。
特に前橋からみる赤城はすごく大きくて立派なんです。
それに比べると桐生からの赤城は少し小さいかもしれません。
でも、そのシルエットが一目で全部見え
バランスがいいですよ。
ということで、昨日の赤城山。
営業途中で見えた姿がきれいだったので撮ってみました。
あいにく直接目で見るより、
砂ぼこりのせいか、かすんで見えます。
これからもっと寒くなって、雪をかぶった赤城もきれいですよ。
アンティーク着物にあふれた古民家 ~べべ屋さん~
阿左美沼を見下ろすちょっと高台にある、緑の多い落ち着いた一角。
その敷地の一番奥に「べべ屋」さんはあります。
着物の古着とリメイクを販売している、とっても素敵な古民家。
着物のクリーニングも激安で、月に1回以上は伺っています。
中にはおかみさんや従業員さんが作ったつるし雛がたくさん!
温かみのある雰囲気が漂います。
古着のお着物も、まるで新品☆なんてものも数多く積まれてます。
入り口近くの山積みのお着物は1,000円くらいからあり
「まずはお稽古用に…」とか
「とにかく気軽に着られる着物がほしい!」という方にオススメ♪
小紋・付下げ・訪問着が多いですが
よーく探すと、色留袖なんかも10,000円くらいで見つけらちゃいますよー。
もう少し奥に入っていくと、ここからは別世界。
古着ではなく、アンティークものや作家物の古いものなどが並びます。
展示してあるものは触らせていただくのも申し訳ないくらい高価。
ただ、一から仕立てたら、こんな金額では買えないという代物がそろっています。
おかみさんも従業員さんもとっても気さくで、
着物のこと、生地のこと、産地のこと、色の組み合わせ、…
たくさんお話してくださるので、
知識も付きますし、新しい発見もいっぱいあります。
隣の「茶寮 いま泉」でお食事もできます。
能舞台、お茶室もあって、コンパクトな散策もできちゃいます。
ぜひ時間を作ってゆっくり行ってみてくださいね♪
泣く子も黙る、大老舗の帯屋さん ~後藤織物さん~
ずーーーっと行ってみたかった、後藤織物さん。
あまりにも恐れ多くて、
会ってもいないのにおっかなくって(笑)、
二の足・三の足を踏んでました。
が!
ひょんな出来事から、訪問させていただきました!
後藤織物さんに向かって小路を歩いていると、竹が編みこまれたような生垣が。
丁寧な組み方は、竹で織物を織っているかのよう。
はぁぁぁ~とため息をつきながら歩き続けると、
これまた立派な門がどどーんと!
もう、入る前から迫力負けしてしまいます。
(圧倒されて写真を撮りそこないました…)
門をくぐると広い砂利のお庭にステキな母屋。
一緒に行った方が声をかけると、(おそらく)会長さんが出てきてくれました。
会長さん・・・貫禄です。
桐生をここまで大きくするために一役を担ってこられたであろう自信とエネルギーがみなぎってました。
でも、玄関の中まで招き入れてくださって、
笑顔で気さくに話してくださいました。
朝の連続小説「まっさん」の結婚式の写真。
この帯はまさに後藤織物さんの帯なんだそうです!
(たぶん)会長さんは「本物も見せてもらってくれや~」っておっしゃってくださったのですが
私たちに時間がなく、現物を見ることはできず(涙)
残念っ!!!
母屋を離れ、通路らしきところを通るとそこには建設当時をそのままに残した、大きくて古くて(スミマセンっ)、本当に立派な鋸屋根の工場。
これはすごい!
修理されて現在に残る鋸屋根は桐生の街を散策するとよく見かけます。
また、当時のままの鋸屋根の工場もありますが、こんなに大きな工場は見たことないです。
中は全く区切られておらず、どーーーんと広い室内。
そこに何種類もの、きちんと整備された機械たちが休んでいました。
日曜日に伺ったため、お休み中だったんですね。
「平日に来れば動いたところを見せられるから、
また気軽にいらっしゃい!」
と常務の後藤充宏さん。
限られた時間の中でもいろんな機械を説明してくださって、とっても勉強になりました♪
また絶対来よう。
日テレ:ケンミンショーもびっくりの「桐生八木節まつり」
毎年8月の第一金・土・日、
桐生の熱い夏は、8月のこの三日間に集約されていると言っても過言ではありません。
今年の「桐生八木節まつり」には50万人が来訪。
桐生の本町通り~錦町と、桐生駅~本町にぶつかる末広通りが通行止めになり
昼はイベントや発表会でにぎわい、
夜はやぐらが各箇所に出て、3時間八木節踊りをずーっと踊りまくります。
八木節音頭がDNAに込まれた人たちが、
老若男女問わず、
桐生人・日本人・外国人問わず、
踊り続ける熱いあついお祭りです。
今は「桐生八木節まつり」と称していますが、
それまでは「桐生祇園際」。
なんと始まりは1656年で、神事として執り行われていました。
今のように八木節踊りがメインではなかったんですね。
そして、今でもその祇園際としての意味や風習は受け継がれ
前夜祭として木曜日に神聖な儀式があります。
それは、八坂神社からお神輿の出御。
夜暗くなってから、静かにお神輿が担ぎ出され
神殿から階段をゆっくりと降りてきます。
「ワッショイ!ワッショイ!」なんて雰囲気はありません。
とってもおごそかで、神秘的。
これが本当の祭りの意味か。と感慨深くなります。
この前夜祭が終わり、金曜日からは桐生八木節まつりスタート!
私は桐生まつりが大好きです!
八木節の踊りのチームにも所属していますので
1日3時間×3日間=計9時、
汗も雨も水も関係なく八木節を踊り続けます。
こんなに熱くなれるお祭りは他にはない!
世界に誇れる八木節まつりだと心から思っています♪
その熱さは、仲間も、
チームの違う人も、
町内のおばちゃんも、
ちょっと来てみた一般の人も、
八木節大好きな人たちはみんな一緒。
日テレの取材の方々に『桐生まつり、あまくみてました』と言わしめるほど。
熱い!
とにかく熱いですから、一度来てみてくださいっ。
本町5丁目のやぐらが最も大きいやぐらですが
ほかのやぐらやステージもいろんなチームが出ていたり、
八木節以外も見られたりするので、
参加するだけでなく、見て回るのも楽しめます。
最近では「ダンス八木節」が熱いですねー。
3日目に大会が開かれますが、
午後3時から夜9時30分まで発表が続きます!
出演チーム数もものすごい数。
個性を生かした八木節が見られて、楽しいし圧巻です。
日中は祭りの歩行者天国内では連日イベントがあるし
少し離れた物産センターでは、織物関係が激安で買えるし
祇園はやしの演奏が聴けるし
お神輿が力強く本町通りを通っていくのをみて感動できるし
三日間、朝から晩まで飽きることがありません。
いつ来ても、いつでも楽しめます(笑)
夏になったら「桐生八木節まつり」、思い出してください♪