日本舞踊師範&留学アドバイザー『ゆうこ』のブログ@群馬・桐生

海外留学・旅行会社勤務の経験と、日舞と着物着付けの師範という立場で、留学のアドバイスを致します。群馬県桐生市は和の文化がギュッと詰まった素敵なまち。ここから留学準備を応援していきます。

和文化にとって左側は大事にされる

日本文化を学んでいくと、

どの分野でも、

左側のほうが右側より格が高いとしていることが分かります。

日本文化の中で「左上位」という考えが根付いていて、

何かと左側が大事にされています。

 

踊りの世界では、

舞台に立って左側が上手、右手が下手。

 

和食の世界では、

左側にご飯、右側にお味噌汁。

尾頭付きのお魚だと、左側に頭が来ますね。

 

着付けでは、

胴回りに柄が来る帯の場合は、比較的左に来るようにします。

あと、帯締めも平織の場合、

締めた後の余った帯締めを、左が上から、右は下からはさみます。

着物を左前で着るのもこのルールがはまりますね。

 

ふすまや障子も、

ふすまや障子から見て左側を前、右側が下になります。

 

私のかかわる分野ではこのくらいですが、もっといろいろありそうですよー。

もっと調べてみたいと思います。

 見つけた時には

「あ!これもそうか!」とワクワクしちゃいそうですよね♪