和文化にとって左側は大事にされる
日本文化を学んでいくと、
どの分野でも、
左側のほうが右側より格が高いとしていることが分かります。
日本文化の中で「左上位」という考えが根付いていて、
何かと左側が大事にされています。
踊りの世界では、
舞台に立って左側が上手、右手が下手。
和食の世界では、
左側にご飯、右側にお味噌汁。
尾頭付きのお魚だと、左側に頭が来ますね。
着付けでは、
胴回りに柄が来る帯の場合は、比較的左に来るようにします。
あと、帯締めも平織の場合、
締めた後の余った帯締めを、左が上から、右は下からはさみます。
着物を左前で着るのもこのルールがはまりますね。
ふすまや障子も、
ふすまや障子から見て左側を前、右側が下になります。
私のかかわる分野ではこのくらいですが、もっといろいろありそうですよー。
もっと調べてみたいと思います。
見つけた時には
「あ!これもそうか!」とワクワクしちゃいそうですよね♪