心配していたことが上手くいき、それほど気にしていなかったことのほうが失敗する
準備を整えるのは、本番で失敗しないため。
事前準備と心構えを120%やって、
本番で80%出せれば御の字。
でも、やるからにはベストを尽くす。
それでもどうしても心配要因が残ったまま本番を迎えることがある。
そんな時、不思議なことに
今まで心配していたことの方がちゃんとできて
準備でうまくいっていたことの方ができなかったりする。
まさに昨日の私がそれ。
分かってるのに。
なのに、なのにー。
なぜそうしなかったの、私。
という、悔しさにさいなまれているのです。
昨日は毎年恒例の日本舞踊のおさらい会でした。
1曲目は直前まで振りが入らず心配していたのに
本番は全く失敗なく
しかも「すーっごいよかった!」のお褒めの声を頂く出来栄え!
有難く嬉しいと思うと同時にほっとしました。
そして、2曲目。
好きな曲調で、練習からすんなり振りも入って準備万端でした、なのに…
その余裕?こころの緩み?が随所に現れた踊りになってしまいました。
今考えれば、
着物を着付けてもらうところから気合が足りてなかった。
ステージ下手(しもて)に着いた時から急にモヤっとしてきた。
なんというか…恥ずかしいですね。
自分の準備不足・こころもちができてなかったことが
舞台に出てしまったから。
「なんでだろう…」⇔「見に来てくださった方、ごめんなさい」
という気持ちが行ったり来たり。
でも、悔しさって上昇の一歩。明日への原動力。
例え辛くて、大変で、プレッシャーになることで
『あぁ本当にやだなぁ…』と思っていても
やった結果に、悔しさが少しでもあると
「次こそは!」と奮起し、自分を鼓舞する。
私にとって日本舞踊はまさにその繰り返しで
30年も続けてしまっているんだなぁとつくづく思いました。
(↑自分でビックリ!30年て!!)
満足した踊りより、きっと何かを得られたと思っています。
来年はもっと皆様に何かを感じてもらえる舞を、
協力してくださる方々に感謝を表せる舞を、
自分が少しでも満足できる結果を。
また今日から一歩ずつ精進していきます!
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