泣く子も黙る、大老舗の帯屋さん ~後藤織物さん~
ずーーーっと行ってみたかった、後藤織物さん。
あまりにも恐れ多くて、
会ってもいないのにおっかなくって(笑)、
二の足・三の足を踏んでました。
が!
ひょんな出来事から、訪問させていただきました!
後藤織物さんに向かって小路を歩いていると、竹が編みこまれたような生垣が。
丁寧な組み方は、竹で織物を織っているかのよう。
はぁぁぁ~とため息をつきながら歩き続けると、
これまた立派な門がどどーんと!
もう、入る前から迫力負けしてしまいます。
(圧倒されて写真を撮りそこないました…)
門をくぐると広い砂利のお庭にステキな母屋。
一緒に行った方が声をかけると、(おそらく)会長さんが出てきてくれました。
会長さん・・・貫禄です。
桐生をここまで大きくするために一役を担ってこられたであろう自信とエネルギーがみなぎってました。
でも、玄関の中まで招き入れてくださって、
笑顔で気さくに話してくださいました。
朝の連続小説「まっさん」の結婚式の写真。
この帯はまさに後藤織物さんの帯なんだそうです!
(たぶん)会長さんは「本物も見せてもらってくれや~」っておっしゃってくださったのですが
私たちに時間がなく、現物を見ることはできず(涙)
残念っ!!!
母屋を離れ、通路らしきところを通るとそこには建設当時をそのままに残した、大きくて古くて(スミマセンっ)、本当に立派な鋸屋根の工場。
これはすごい!
修理されて現在に残る鋸屋根は桐生の街を散策するとよく見かけます。
また、当時のままの鋸屋根の工場もありますが、こんなに大きな工場は見たことないです。
中は全く区切られておらず、どーーーんと広い室内。
そこに何種類もの、きちんと整備された機械たちが休んでいました。
日曜日に伺ったため、お休み中だったんですね。
「平日に来れば動いたところを見せられるから、
また気軽にいらっしゃい!」
と常務の後藤充宏さん。
限られた時間の中でもいろんな機械を説明してくださって、とっても勉強になりました♪
また絶対来よう。